2007年問題
すでに2007年問題は始まっている。団塊の世代の直前の人たちの退職が始まっているからだ。技術の世界でも技能の世界でも2007年問題はかなり深刻な問題のようだ。後継者を育てる前に団塊世代が現役を去れば、技術の伝承が途切れる。
団塊の世代に属する私たちは、忙しかったという理由で後続の人たちを暖かく育ててこなかったのではないか。日本の工学世界はこの40年間で著しく複雑になり分野も絡み合ってきた。法律・規制も扱わなければ成り立たない時代となっている。
一度、2007年問題をきちんと整理し、いつか提言に結び付けたいと思う。
少なくとも、エンジニアとしてある程度の世界を見たならば、団塊の世代人の務めとして後続の方たちへわかりやすく伝承する努力をやって行きたいものだ。
「工学」カテゴリの記事
- スピードガン(2012.04.24)
- オシロスコープ(2012.04.21)
- 目覚まし時計(2012.04.19)
- 学士製造業(2012.04.12)
- 太陽光発電計測システム(2012.04.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント