新入社員
桜が散り始めて、そろそろ新入社員の個性が出てくる時期となりました。
エンジニアの卵に最初に何を教えるかが問題です。若い時期は社内政治に関わらず腕を磨く。それが初心と思います。企業としての短期的損得はマネージャーの腕に依存しますが、長期的に見ればチームとしての総合力は、プロジェクトマネージャーの手腕に依存しますので。物つくりがビジネスとして成立するためには、あるレベルを超える商品を世に出すことが大切だと考えています。工学は弱い部分が1箇所でもあれば、それでThe ENDです。従って、プロマネは常に自分の力量を見極め、自分で弱点をカバーするかプロの手を借りるかの選択をすることになるでしょう。
自分の現在のポジションを自分で評価でき、自分の目指すポジションを技術的にも社会的にも獲得する姿勢が新入社員に最も大切ではないでしょうか。私は何らかの形で自己評価できる、しようとする技術者に未来を感じます。
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