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  • 単独著
    アナログ電子回路設計入門 (1994.12)、コロナ社: 実践アナログ回路設計・解析入門 (2005.1)、日刊工業: オペアンプ基礎回路再入門 (2005.7)、日刊工業: ダイオード・トランジスタ回路入門 (2005.12)、日刊工業: スイッチングコンバータ回路入門 (2006.9)、日刊工業: これならわかるアナログ電子回路基礎技術 (2007.6)

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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2006年6月29日 (木)

ニッパー

私は家庭でいくつかのニッパーを使い分けている。標準より小さい精密ニッパーは、私の大事な工具である。最近はユニバーサル基板で100部品程度のアナログ回路を組むことはないが、自宅でも小規模の基本回路をたまに組む。

私の最近の工作方法は部品面には接続配線を一切通さず、パターン面に錫めっきより線で配線を通していく手法である。見た目きれいに仕上がるが、配線面で重なり合う線の1本をきちんと切断できる必要ある。このために精密小型ニッパーを使用するのである。精密ニッパーの生命線は刃先のかみ合わせである。無理をすると刃先が開く。

使い捨て感覚の100円ニッパーも重宝である。適当な工具なしに刃先でネジの頭を掴んでエイヤット回すことができる。100円なので惜しくはないし、M3くらいのネジならたいていの形状のネジを回すことができる。場合によっては、多少錆びていても回る。

最近、自宅で作った回路は2オペアンプ+1ダイオードの温度測定回路である。15Vの1電源で120~-50度の温度測定ができる。

そのほかに、かなり極端な設計条件での2-3トランジスタ回路の動作をシミュレーションと実際と比較するために作ることがある。

ニッパーで鋼鉄線を切るときには、それで工具は終わりとの感覚が必要だ。多くのニッパーはピアノ線を切ると丸く刃が欠ける。ワイヤ剥離器を結果的に自作できるが、本物にはかなわない。

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