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  • 単独著
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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2006年6月15日 (木)

段取りの科学

1960年以前からPERT(Program Evaluation & Review Technique)の手法がが使われている。日本流に言えば「段取りの科学」である。現在ではパソコン上で関係者と共有しながらプロジェクト情報を共有するソフトも市販されている。

しかし、2006年現在、段取りの科学が広く日本の工業社会に受け入れられているとは考えにくい。PERTの原則は、作業の関連性のトポロジーを先に書き、後でそれらのイベント間の所要日数を入れる。そのあと、方針に従って、最短日程を制約している工程:クリティカルパスの修正を行う。

見積もりは、ゲームと同様に担当のサバ読みと管理者の値切りの駆け引きの中で行われる。力関係でどうしても楽観値に日本では決着を見ることが多い。プロジェクトリーダーは、事前に不確定な部分をうまく織り込み、クリティカルパスとなりうる工程をよく把握しておく必要がある。

日本では、多くの場面でガントチャート(横軸:暦日、縦軸:作業項目)が使われている。ガントチャートは精神論で「エイヤッ」と作られることも多いので、無理やり日程短縮されやすい。現実にはエイヤッと引いたガントチャートよりたいてい遅れる。

私はPERTなどの日程計画手法は、プロジェクトマネージャーが自分の担当するプロジェクトの現時点での未来予測をして、段取りのためにつかう技術であると思っている。近日未来は詳しく、ずっと先の工程はある程度大雑把に括る。

PERTは段取りの科学である。そして、段取りの改善はプロジェクトマネージャー自身のために使うことが最も重要であると思う。

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