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  • 単独著
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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2006年6月21日 (水)

目方の感覚

エンジニアには量の感覚が必要である。どんなものがどのくらいの重さかなど、数値だけではなく一目見て、あるいは持ってみて感じることも重要である。

1グラムは1円玉の重さ、10グラムは10円玉2個と1円玉を合わせた質量である。100グラムは・・・適当なものがないので30号の釣り用の錘、このレンジの目方は主婦の方が鋭いことが多い。

1kグラムは1リットルの水だから、1000ccのPETボトルで少しオーバー目。5k、10kグラムは袋入りのお米。18kグラムは約18リットル入りの灯油のポリタンク。なぜ、この目方を出すかというと、私の使っている弓の強さが約18kグラム重だから。

数10kグラムは自分の体重。200kグラムは家庭のお風呂の水の量。

1トンは小型車の質量。大型クレーン車は30トン前後。1000トンは大雑把に50mプールの水の量。少し飛んで、数10万トンは、最大級のタンカーに原油を満載した量に相当する。

質量を計測する秤には大きく分けて2種類ある。力を測定しているタイプと、基準分銅と比較しているタイプだ。力測定タイプだと重力加速度の影響を受ける。

質量を4桁程度より高精度に測るには、対象物の比重にも依存するが、いずれも空気の浮力補正が必要だ。質量の計測は案外難しい。微少質量を測るときには手で触るなどもってのほかである。指紋にも目方がある。

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