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2006年7月30日 (日)

モリブデングリス

スプレータイプの高荷重、耐候グリスを手に入れたくて超大型日曜大工店へ。

広すぎて売場がわからないので、第1段階、油とかグリスとかを置いてる売場はどの辺と聞く。それらしき売場に到達。そこで第2段階、スプレー式のグリスの棚はどこですか?

棚には3種類のグリスがあった。私にとっては使ったことのある2硫化モリブデングリス、知らないがなんとなく雰囲気がわかる有機モリブデングリス、さらに、リチウムグリス+有機モリブデングリス。値段に大差はない。ふーん。うむうむ。用途をしみじみ読む。めがねを外して、小さい文字で書いてある「用途」と名称・成分をしみじみ読む。(アナエンは老眼+近視+乱視なので、小さい文字を読むにはメガネを外さないと良く見えません。)

2硫化モリブデン、これは判る。「有機」モリブデン、雰囲気しかわからない。有機モリブデンリチウムグリス:もっとわからない。しばらく考えて、いや考える材料がないまま、エイヤーと一番理解していない有機モリブデンリチウムグリスを選択した。根拠はスプレー缶のエーゼットのメーカー名。仲間に見せてもらった雑誌「アーチェリー」に複合弓のメカ各部のお勧め品として記載があったような~、無い様な。カリウム石鹸と通常のナトリウム石鹸の違いは知っているが・・・・。

リチウム? 周期律表の始めのほうにあるやつ。 抗欝作用もある物質、原子吸光法で微量濃度も測定できる。アメリカのある塩湖でリチウム塩が取れる。多少原子力にも関係のある元素だが、関係しそうな判断材料は記憶に無い。

選んだのは有機モリブデンリチウムグリス。300cc入り。こんな量はいらないのだが。捨てるとき、ある程度の毒性チェックは必要になるな。

用途は、趣味の洋弓の潤滑。使う場所は複合弓(コンパウンドボウ)なので、弦とカムの接触部位、矢先を乗せる回転可能なランチャー部、カム軸のベアリング、そして発射器(リリーサー)の機構部分の潤滑である。

昨日、実射した。ぎしぎしという擦れ音はしなくなった。発射器の方は、通常の油のときより穏やかなトリガが切れる。

後追で、「リチウムグリス」と「有機モリブデン」のキーワードでインターネット検索を掛けた。リチウムグリスは水濡れに強いらしい。有機モリブデンは2硫化モリブデンより微量で黒くなくて沈殿しないらしい。アラミド繊維か超高分子ポリエチレンでできているはずの弦との相性は判らないので、自分のリスクとした。

こんな潤滑財が簡単に手に入るとは思っていなかった。超大型日曜大工店だけのことはある。

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我が家の誘導雷被害は少なかったほうだ。ブレーカを切っていてTVとADSLモデムその他が損傷した新人エンジニアもいた。その人は、電柱に落雷、赤い光が電線沿いに走ったとの目撃談。その隣のうちはもっと被害が大きかったとのこと。

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