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  • 単独著
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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2006年7月14日 (金)

振り子の周期

振り子の周期Tが重力加速度をg、糸の長さをLとして

T=2π√(L/g) となることは高校物理で習い、大学では微分方程式のところでもう一度習う。

理系の人はおなじみの公式である。しかし、具体的な計算結果は案外覚えていない。

100cmの長さの振り子が周期2秒だから、真ん中を横切る時間が1秒となる。1mで1秒の時間を簡単に得ることができる。アナログエンジニアはこの数値を覚えているのだ。

5円玉と絹糸があればすぐにデモンストレーションができる。100g程度の錘をつかい、10周期ほどの時間を測定させて、その場で重力加速度を逆算させてみるのも、学習効果UPに繋がる。

**

地上での重力加速度は約9.8m/s^2なので、細かいことを言わなければきれいな数字になるのである。

9.8=0.2*7*7なので、電卓を使用しないでも開平できる問題が高校物理ではよく出題される。

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クレーンのオペレータは移動パターンを工夫して、さっと移動しても大きなゆれが残らないように操作している。CPU制御の大型クレーンでは自動的にそのパターンを生成して揺れの少ない荷物の移動を行っていると聞く。振り子運動の感覚はその出発点である。

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