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2006年8月16日 (水)

カラーコード

抵抗器の値の表示方法のひとつにカラーコード表示がある。

カラーコードの読み方の基本はこちら。【抵抗のカラーコード】

抵抗器のカラーコードは4本か5本の色帯か色点がふつう付いている。コードを読む順序は、余白のある方が一番後のコードである。

コードは、数値(2~3本)+乗数(1本、10×X乗)+許容誤差(1本)の十進コードから構成されている。最初にやるべきことは、色帯あるい色点の数が4か5の確認だ。5本なら数値コード部が3本、4本なら数値コード部が2本である。これで数値コード部の本数がわかる。

数値コード部は0=黒、1=茶、2=赤、3=橙、4=黄、5=緑、6=青、7=紫、8=灰、9=白の順になっている。部品本体の色が焦げ茶色の時には、茶と赤の区別に注意を払う。

乗数コード部は1桁で、0を含む正の乗数の場合には、カラーコードは数値コード部と同じである。注意しなければならないのは、乗数コード部は-1=金、-2=銀のコード色が追加される。単位はオームである。

一番余白に近い色コードが、許容誤差コードである。1%=茶、2%=赤(余り見かけない)、5%=金、10%=銀、無印=20%(であったことがない)。

3桁数値コードを用いるのは許容誤差1%の抵抗で、E96系列の抵抗だ。2kオーム1%だと、200かける10オームなので、赤・黒・黒 茶 茶 である。

若い回路エンジニアにはカラーコードを解読するのにとても時間のかかる人がいる。私は、0=黒い礼服・・・・の語呂あわせでなく、念仏方式で黒・茶・赤・橙・黄・・・・で覚えている。加温された高温物体の色の順番に近い。

カラーコード、されど部品の抵抗値の読み方を知らなければ始まらない。ストックされた部品箱に入っている抵抗は一つ一つ確認する必要がある。1桁異なる抵抗を間違って使うとアナログ回路では種々不都合なことが発生する。

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