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2006年8月 5日 (土)

ガラスのザラメ

私の車通勤コースにある交差点。2車線+αの道に、交通量の多い県道が交差している場所だ。通勤の往路には、私はこの道を左に曲がる。

まだ薄暮時の帰宅のときに、この交差点にザラメ状のガラスの破片が広く散乱しているのを見た。ザラメ状のガラスは、急冷強化ガラス特有の割れ方だ。

自宅に帰って考えてみた。ガラスの破片はたぶん車のフロントガラスの破片だろう。しかし、破片の散乱している位置は、2車線+αの側の、左折れコーナー付近にある。交差点の左折れは比較的安全な進路方向のはず。交差点中央付近なら色々なケースを容易に想像できるが・・・・。

どのような場合に、あの位置にガラスが散乱すするのだろうか。素人的に考えれば単一の事故では解釈が難しい。もうひとつの事故、オフセット衝突で飛ばされた車がガラス破片を残した車に衝突した?素人が想像できるのはここまでである。

何年か前、4車線道路を走っているとき対向車線から自車の方向に車が跳ね飛んできたことがある。1秒に満たない時間差でセーフだったが、タイミングが悪ければ避け切れなかったと思う。

ふつう、交通事故は2つ以上のミスが重なったときに発生する。多くの場合、一人の錯誤運転を別の人がカバーしている。交通事故は見た目ほど単純ではないと思う。交通事故解析を生業としているプロもいる。

そのひとから聞いた話であるが、交通事故は事後に悪意が始まるとの評が印象的であった。

世間を騒がせる報道の多くは、明らかにカタストロフィの前から悪意・作為が交錯している。事後に悪意が始まるとは的を得て然りの表現だと思う。交通事故も事件も痕跡はなにか残る。悪意の言い分が交錯する交通事故解析の専門家は、人と車の運動・行動を熟知したプロであると私は尊敬している。

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よろしくお願いします。

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