寿老人の星
全天でシリウスについで2番目に明るい恒星である。その位置は-52°赤緯6h30m付近にある。観望可能な時期は三ツ星で有名なオリオン座やおおいぬ座のシリウスが南中する冬場しかない。
別名カノープス。同名の電子機器メーカーもある。その創業者は恐らくこの星の由来に思いを馳せて命名したのだと思う。
日本では非常に条件のよい場所、時刻、天候が重ならないと見ることはできない。この星を見たものは長寿になるという伝説もある。私はこの星を関東北部の水平線まで開けた場所に数回通って目視したことがある。南中時にも地平線より数度以上、上がることはないのでこの星を見ることが難しいのだ。見えたとしても、地平線に近いので、朝日、夕日のように赤みを帯びて輝く。
本来は、この話題は冬場のネタである。今日、知人が10時間を越える手術を受ける。その手術の成功とその後の回復を願ってこの記事を書いた。
健康で長寿であることは高齢者の願いである。終戦直後に生を受けた団塊世代直前の私の年代は、幼少の頃の栄養状態が良いはずはない。恐らく私の年代は現時点での平均余命より短い統計数値になるだろう。
あと3ヶ月で退職したら、煙草と酒を減らす生活も考慮しよう。
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