ムーングラス
そろそろ8月の満月の時期である。私は1月の経過を月の満ち欠けで感じている。1週間は新月→半月→満月→半月→新月のサイクルの満ち欠け半分の時間である。
サングラスは普通に聞くが、ムーングラスという天体望遠鏡用の小物もある。
口径10cm程度以上の望遠鏡の低倍率で月を見るとまぶしいので、接眼鏡の先にはめ込む減光フィルタがムーングラスである。
集光力が大きいので、月が視野一杯になる程度の低倍率で見ると、昼間の地球の砂山を見ている程度の明るさになるので、夜間には減光しないと明るすぎて見にくいのである。
いくつになっても、月のクレータや海を眺めることは楽しい。月のクレータを見るなら、光が斜めに当たる満月や新月以外の月齢のときに、明暗の境界付近を見る。目的のクレータを美しく鑑賞する目的なら、月齢を考慮して観望の時期を選ぶ必要がある。
月食の時には、月が地球の影に入り間接照明されるので、月は少し赤みを帯びた平面的な像となる。
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