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2006年9月30日 (土)

あれから7年JCO

あれから、7年。当時、JCO臨界事故のニュースを職場で聞いていた。

断片的な情報から判断すると、臨界事故を起こしたウラン量が異常に少ない。

小雨降る天候だったと記憶している。

概算、核分裂性のウラン濃度は10%を超える。その程度は私でもわかる。臨界に至ったときの質量が少ないのだ。

通常の原子力発電所向けの核燃料の濃縮ウランではない筈。どこの原子力設備向けの燃料か。

後の情報から、その仕向け先は特定できた。

夜、外出を控えるよう呼びかける放送があった。

翌日は、10km圏内は通行止め。会社は突然の休日。

我が家はその10km圏内にある。妻は「雨に濡れたから頭が禿げる」と真顔で言う。途中に丘があるのでγ線や中性子線は簡単に遮蔽される。爆発ではないので核分裂生成物はそう多くないと判断。自宅待機。

知人のエンジニアはアマチュアとしてキットで作った、ガイガーカウンタで測定したという。ガイガーカウンタではバックグランド以上の計数値は無かったというが、その方は家族を避難させたという。

作業者に痛ましい犠牲者を出したこの事故の教訓を忘れてはならない。

この事故、組織と教育の問題も投げかける。

原子力は難しい技術であると理解しているが、それでも当面のエネルギー問題に避けては通れない実用化されている、現実的な技術的解決策であるはずだと思う。非常に多くの優秀な方々が、多くの課題を解決しつつあると認識している。

安全工学の見地から見たとき、この事故の教訓はとても重い。この教訓を風化させてはならない。

それでも、原子力発電は必須の現在の技術であると肯定的に考えるアナログエンジニアである。

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