母校からの依頼
私の出身高校から電話連絡が入った。
母校からの記念イベントのひとつ、進路相談コーナーの担当依頼である。事前連絡した「電子回路」では高校1-2年生向けには相応しくない。ジャンルを拡大して「エレクトロニクス」でエントリーするつもりだ。
その時期、会社退職の3週間前。現校長とは様々な接点がある。県知事も同じ高校の同期。そして、このイベントに参加するきっかけを作っていただいた先輩のM女史にも感謝する。
高校のはるか後輩へのメッセージを最善を尽くして、伝えたい、と思う。私は7期。50周年イベントのはず。
なにを伝えるべきか、なにを伝えたいのか・・・。使用できる機材はまだ判らない。それはどうでもよいのだ。対応可能。
アナログエンジニアとして、私が40年余かけて見た世界をポジティブに伝えたいと願う。幻想の甘い世界ではなく、セキララな現実世界に生きてきた男として、若い世代に伝えなければならないことが、伝えたいことが多くある。
もた再び、故郷に行くことになるだろう。そして、「石の門」をくぐって母校を訪れたいものだ。
人とのめぐり合い、その原点は多感な高校時代にあるのではなかろうか。
時は巡り、自分の立つポジションが変わるとも、自分の青春はいまだ尽きない。未知の地平線はどんどん広がっていく。そこに、私の人生の原点がある。
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