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2006年9月14日 (木)

審判

アーチェリーの3級審判の認定証が届いた。県公式大会で副審を務めることの出来る資格だ。

もっとも大切な仕事は、矢の着弾位置の判定だ。審判が呼ばれるときには、矢の着弾位置が微妙で、上の点数にするか、下の点数にするかの判断である。

アーチェリーの的は、中心から順に、黄、赤、青、黒、白の色帯があり、それぞれが黒の線で区切られている。

同じ色帯は、黒の線で等間隔に2等分されている。この黒線に矢軸が少しでも触れていたらよい方の点数をつける。着弾の際、矢が振動して弾痕はより太くなる。

このときの対応は、○点です。と理由を告げずに判定を行う。友人の県の主審資格をもつ方からのアドバイスである。審判を呼ぶときには、競技者は微妙な着弾位置をより高い点数に判定されることを望んでいる。判定の根拠を示す必要はない。▲点といえば良いのだ。 なるほど。これが審判の極意か。

矢軸より弾痕は太いので、境界線での黒線は的が破れて存在しない。黒線の仮想延長線と矢軸の接点の存在の有無で判定するのだ。 一言、○点と宣告する。その教え、見事な表現である。これが審判のひとつの極意。判定理由を説明する必要はないのだ。

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Photo_20 ←全日本アーチェリー連盟 3級公認審判員のバッジ。

 審判するときにはこれを帽子につけます。

 身体者障害者アーチェリー大会のときに、これ、つけてサポータ役を務めようかな。

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