逆境ナイン
『逆境ナイン』 このDVDを購入したくて、隣町のワングーへ走る。島本和彦氏の同名の漫画の原作を映画化したものだ。
この映画のロケ地は三重県、プロデューサーの一人が後輩のYS氏、その講演を聞いたのでDVDを購入したのだ。講演者とアシスタントのH女史の間でのめずらしい一問一答形式の「講演」だった。
自宅に帰り、DVDのディスクを挿入する。
いきなり「長栄軒のパン」、(松坂市) 伊勢うどん(伊勢市)を交えた高校の帰りの寄り道シーンがでる。
弱小野球部が甲子園への切符を手に入れるまでの、奇想天外な道のりを描いた作品。
その高校は「全力学園」、ロケ地の校舎は多分現在の私の母校。
主人公のキャプテン1番「不屈闘志」の片思いの妄想の中には夫婦岩(二見町) もでてくる。
この映画は「これが逆境だ」の言葉がモチーフの青春ドラマだ。団塊世代直前のアナログエンジニアの青春の感性にも重なる。しかし、若い世代にも多くの感動を与えた作品である。
世代を超えて同じ感性を共有できる。この映画、幾人かの若者の自殺を思い止まらせたという。
ラストシーン近くの夜明けには石油コンビナート(四日市)の化学プラントが朝日をバックにシルエットとして浮かび上がる。
プロデューサーの講演は映画を見たとき、講演で話された言葉が強いメーセージと」なり、心に響く。これも関東同窓会の演出の一部を構成している。
気が付いたら、泣きながらDVDを見ていたアナログエンジニアである。
『人気blogランキング』の「自然科学」部門に参加しています。今日も元気に貴重な1票をよろしくお願いします。【押す】
« あいまい日本語 | トップページ | 中越地震から2年 »
「日記」カテゴリの記事
- ご愛読、ありがとうございました(2012.05.17)
- 3本の木(2012.02.18)
- センター試験考(2012.01.16)
- 震災復旧工事(2012.01.14)
- 台所の床工事(2012.01.09)
「随想」カテゴリの記事
- 自分の身は・・・(2012.04.13)
- 百万本のバラの花(2012.04.08)
- アナログとデジタル(2012.03.12)
- 工業製品の使いこなし(2012.03.05)
- 自分の見える世界(2012.02.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント