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2006年10月13日 (金)

耐誘導雷回路

屋外設置電子回路の場合には、時として、耐誘導雷設計が必要になる。

立ち上がり1μs、テール40μs(1×40μs波形)やその他の波形が使われる。専用の波形発生器も市販されている。高電圧・大電流のサージなので、電圧制限素子と電流制限素子を多段構成して内部回路を保護する。

もちろん、非常に大きいサージには耐える設計とはならない。そこで、外側から順に壊れる設計を試みた。外側の素子がサージ破壊した後、だんだん内側の保護素子が破損するような設計だ。このようにすれば、強烈なサージが入った証拠が残るので、顧客に説明しやすいし設計者としても諦めが付く。耐サージ協調ともいえる考え方である。

耐誘導回路を入り口に組み込んだ効果は統計データに明瞭に現れた。原因不明の過電圧破壊モードの機器損傷が明瞭に減少した。しかも、学会などで報告されてている雷害の多い地方、季節どの効果が認められた。

この回路、3極放電管タイプのアレスタは使用していない。3極アレスタは応答が遅いので、サージ前半に制限電圧が上昇するので、そのときのサージエネルギーの見積もりが難しいのである。

Photo_26 かくして、耐誘導雷回路搭載により不測の機器損傷率が減少した。

強電の世界では雷害対策は常識で、文献情報も多い。

しかし、1W以下の計測機器で実践した例はかなり少ない。

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コメント

すっかり忘れてしまったが、避雷対策には苦労したことだけは覚えている。
今では当時に比べ更にレベルが上がっており、対策方法もすっかり変わってるのでしょうね。

弱電回路のサージ防御も私の電子回路技術の1分野です。

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