退職者を送る
先月末、同じフロアの2人の課長級の方を見送った。
部長が紹介し、本人が挨拶。記念品贈呈。女性の方が花束贈呈。長く続く拍手。時間は午後3:00PM過ぎ。
技術問題では、泣いたことがないが、この場面涙が滲み出る。その一人は、私がいつも「取り締まられ役」Sさんと話しかけていた男だ。その方の生き様、私には出来ないが共感するところがある。
ちょうど、2ヶ月後の私はまともに挨拶できるのだろうか。
ふつう、この場面では「○○年大過なく、皆様のおかげをもちまして無事定年を迎えることが・・・」と話されることが多い。
私は、多分、自分の挨拶をまともに出来ないだろう。
そのとき、話したいのは「谷あり山有りの会社生活だったけれども、この会社で幸せな7年8ヶ月だった・・」、そう言いたい。
私は、どの部にも属していない存在なので、自分の最後の1ヶ月がどのように進行するか全くわかっていない。
できれば、社内の講演でとして、大学での「最終講義」形態でアナログエンジニアとしての総括をしたい。どうなるか。
使命達成率90%を自己評価では超える。30年前闇に葬った課題も解決した。進行途上にある課題も一応の道筋をつけた。あとは、その実行を必要な速度で、他の人に引き継いでいただく処理が残っているのみだ。
『人気blogランキング』の「自然科学」部門に参加しています。感性豊かな?アナログエンジニアに応援の貴重な1票をよろしくお願いします。【押す】
←若き時代の自作油絵
« 統計設計と最悪設計 | トップページ | 直流増幅率の測定 »
「日記」カテゴリの記事
- ご愛読、ありがとうございました(2012.05.17)
- 3本の木(2012.02.18)
- センター試験考(2012.01.16)
- 震災復旧工事(2012.01.14)
- 台所の床工事(2012.01.09)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
退職、経験済みですが、去る寂しさ未練と、次のステップへの希望とが混在して、複雑な気持ちになりました。
投稿: mako | 2006年10月 3日 (火) 08時39分
私の場合、未練はあまりないけども複雑な気持ちが交錯しています。次の様々な出会いへの期待と少々の不安・・。
投稿: 5513 | 2006年10月 3日 (火) 18時13分