フォト
無料ブログはココログ

このブログについて

  • 著作権の扱い方
    著作権はコメントを含めて投稿者に帰属します。投稿者本人が著作権をもち、責任も持つという意味です。 リンクはご自由にして構いません。 原則公開です。 批判も含めてコメントは公開いたしますが、営利目的などの記事は、管理者権限で削除することがあります。コメントは管理者の承認後、反映されます。 ただし、TBは現在許可していません。

著作

  • 共著:「次世代センサハンドブック」培風館(2008)、「マイクロセンサ工学」技術評論社(2009.8)
  • 連絡先
    私への講演、セミナー、技術指導などのご依頼はこちらまで↓ okayamaproあっとまーくyahoo.co.jp  あっとまーくは半角の@にしてください
  • 単独著
    アナログ電子回路設計入門 (1994.12)、コロナ社: 実践アナログ回路設計・解析入門 (2005.1)、日刊工業: オペアンプ基礎回路再入門 (2005.7)、日刊工業: ダイオード・トランジスタ回路入門 (2005.12)、日刊工業: スイッチングコンバータ回路入門 (2006.9)、日刊工業: これならわかるアナログ電子回路基礎技術 (2007.6)

専門とする事項

  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

Twitter

新刊

  • 岡山 努: アナログ電子回路の基礎と入門!これ1冊

« 最終講義 | トップページ | 未知の地平線 »

2006年11月15日 (水)

パスカル

1気圧は約1000ヘクトパスカル。10^5Paである。圧力の1パスカルは私の感覚では、かなり小さい量である。

水柱では、約10mである。かっての工業単位は1気圧、mm水柱、mmHgなどがあったが、今はPa(パスカル)に統一されている。

細かいことを言わなければ、0.1mm水柱の圧力が1Paである。

この圧力は、室内のドアを開閉したときにも生じる気圧変動のオーダーであろう。直流的な性能を必要とする気圧高度計ならかなりの高分解能の計測である。

100Paを0.1%で校正するには大掛かりな設備が必要である。特殊な微差圧計を用いても0.3%位が直接計測できる限界である。

MKSA単位系は学ぶには非常に便利であるが、身近な量の値を体感するには少し訓練が必要である。

かっての工業量は、その分野で体感できるものが尺度として使われていた。その代償として、物理数式に得体の知れない係数がつく。まじめに単位換算すればその意味を理解できるが、当時の多くの方はそこまでやっていない。

MKSA単位系では、物理式を美しく表現できかつ学びやすい。

しかし、エンジニアが普段出会う量に対して、MKASA単位系では桁が暴れる。実感が湧きにくい。

工学ではまずオーダーエスティメートが重要である。

2_1057 <写真は初期の電気2重層コンデンサ、5.5V耐圧0.1F

左端下側にあるのはCdSセル>

電子工学ではF(ファラッド)は非常に大きな量である。電気2重層コンデンサでもない限り、μF、pFが普通に手に入るコンデンサの基準量である。

F単位で与えたコンデンサに数10Vの電圧をかける物理の例題など、私には拒否反応がでる。普通に出会う工学量と余りにもかけ離れている。無極性コンデンサなら、電子回路では10μFが部品限界である。有極性のアルミ電解コンデンサなら10mFくらい。

物理の例題は、一般的に出会う量の組み合わせで出題するべきであると考えるアナログエンジニアである。

『人気blogランキング』の「自然科学」部門に参加しています。今日も貴重な1票をよろしくお願いします。

【押す】

« 最終講義 | トップページ | 未知の地平線 »

「工学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/88621/3979185

この記事へのトラックバック一覧です: パスカル:

« 最終講義 | トップページ | 未知の地平線 »

2013年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

現在のランキング