ラ・フランス
フランス渡来の山形産西洋梨:ラ・フランス。
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日本的梨のシーズンは、8-11月で最後の晩生品種の収穫は終わっている。やわらかめで日本の梨よりシャリシャリ感が少ない。とても美味しいく、甘く少し酸味がある。私は日本梨、豊水とか幸水のさわやかさな食感が好きだ。
フランス生まれの先祖は明治8年に日本に渡来したという。開花期に雨の少ない地方が産地である。開花から5-6ヶ月で収穫される。
西洋梨と日本梨の食感の差は石細胞の違いにあるという。
日本梨は石細胞が発達していて、他の果実にはないシャリシャリを生むらしい。
石細胞、その名の由来と細胞の構造を私は知らない。
単に素人が顕微鏡で見ても、半透明な細胞が見えればよい方だろう。
染色液Light Greenが手に入る見通しがついた。おもな用途は細胞質、木化しない細胞膜、藻類、細菌、酵母など。
持っているのは学生用顕微鏡で、ステージ微動はない。西洋梨の石細胞は多分日本梨より石細胞の特徴は少ない。大きさも不明。透過照明しか出来ないので、光が透過する程度の厚みまでスライスした1mm角以上の染色試料を作らなければ見える可能性は少ない。ミイクロトームはプロユースなので個人では持てない。
どうするか。
食べ終わる前にサンプル切り出し、染色までしなければ石細胞なるものを実感することが出来ない。賞味期限からすると後1週間以内で検鏡する必要がある。
誰かサンプルの作り方、染色時間など教えてください!石細胞の特徴の見所は?西洋梨で石細胞を確認できなければ来年8月までチャンスはありません。
切片は、新品の片刃の剃刀の刃を抜き出して、その刃で適当にスライスするつもりである。問題は染色時間と前乾燥時間をどうするか。目安はなに?判らない。いろいろやってみるには少し時間が足りない。
持っている顕微鏡は最大倍率×600倍、開口数NA=0.65、鏡筒長約20cmの学生顕微鏡です。アクロマート(2点色消し)はほどほど出来ているが、像面はかなり球面収差が残っています。ピントの合う範囲は狭い。×40対物は、カバーグラスに接触すると対物レンズがばねで引っ込む構造です。機械的リミッタで動かなくなるまで対物レンズを下げてもカバーグラスは割れない。観察倍率100-600倍まで可能。
Help、Help・・・・・。
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