オシロスコープ写真
3素子で組んだ発振回路の実測波形のデジカメオシロスコープ写真。
回路方式は、単電源ヒステリシスコンパレータ型弛緩発振回路。
三角波GND一番下,方形波GND下から0.7DIV
三角波:0.5V/div
方形波:1V/div
←写真をクリックすると詳細画像が出ます。85KB。
この写真から上閾値3.25V、下閾値1.8V、出力振幅0-5Vであることが判る。
容量:公称100pF 精度不明、抵抗:100kΩ±1%、某メーカの74HC14(1/6)を使用。
発振周波数:拡大測定,12.5μs
上昇:6.2μs 下降:6.3μs
上昇時間の計算値:結果:CX=102.6pF
下降時間計算値:下降時間から計算すると106.8pF
両者の平均値:105oF、この方式で10pF~10μFくらいまでの容量測定が出来そうだ。
約100kHzの高速スイッチングなので,バラックセットで組んだ回路の方形波,三角波にリード線インダクタンスとCの共振波形が認められる。
共振周期は,約0.2μsである。
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コメント
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シュミット回路の働きがこういう風に目に見えるとうれしいです.矩形波の立ち上がったところの細かい減衰振動がインダクタンスの影響ですか?
投稿: 三ねんせい | 2006年12月29日 (金) 18時15分
三ねんせい様
ICのパスコンなしでやりました。推定は電源変動・方形波の減衰振動で三角波にもその影響が出ております。三に拘りました。
投稿: 5513 | 2006年12月30日 (土) 04時09分