デジカメで超望遠撮影
デジカメ(Canon IXY40)で35mm換算で約3000mmの超望遠撮影の試写に一応成功した。対角1度よりは少ないと思う。月を撮影できれば画角が判るので、35mm換算の焦点距離が測定できる。
←写真は遠くの送電線の鉄塔の碍子部分。ノートリミング。
画像をクリックしますと詳細画像が出ます。約80kB。
左上が地上方向です。器材の関係で構図は余り自由に出来ない。詳細画像では碍子の沿面距離を稼ぐためのヒダが確認できる。シャッターは手押し。少しぶれが残っている感じ。
詳細画像では、送電塔の構造や電線の中継部の構造、スパークギャップなどの構造体が一応見える。
タイマー撮影を行いピントがきちんと合っていれば、もっと鮮明な写真を撮影できると考えている。
この写真では色収差は認められず、各方向の線の端に色のにじみはない。
11月から計画し、やっと試写にこぎつけた。
この写真、しっかりした架台と方角の微動機構、カメラ位置のXYZ微動およびφ、θの調整機構がないと目的物を視野に入れることが出来ない。
撮影機構・器材については別途ブログにアップする予定だ。
とりあえず、小型デジカメで超望遠撮影ができて、喜んでいるアナログエンジニアである。
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コメント
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凄いですね。汎用デジカメで、画角一度の撮影とは・・
機材に大いに関心がありますが、ブレ止めがまた大変ですよね。
投稿: mako | 2006年12月16日 (土) 15時14分
makoさま、さすがですね。一番の工夫点のブレ止めと機材のご指摘。φ60mmのアポクロマート対物を使っています。架台は写真用三脚ではなく天体観測用のもの。
特殊な機材+自分で設計・町工場で作らせたアダプター金具を使用しています。
まだ、手押しシャッターなのでブレがあり最高性能は出ていません。
投稿: 5513 | 2006年12月16日 (土) 18時59分