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2006年12月24日 (日)

PQRST(U)

この6文字は何か?

お医者さんや看護婦さんなら知らない方はほとんどいない筈。

      ・

      ・

      ・

_1224 ←家庭用デジタル血圧計、詳細画像は約90KB。

この文字は心電図の特徴点をあらわす記号である。心房が興奮するときP波がでて、心室が興奮するとQRSのおおきな振れがでる。心室興奮後少し遅れてT波がくる。その後にU波が出ることもある。

電極配置に依存して、その波形は変化するが、各部の特徴点のタイミングは変化しない。心拍ごとに繰り返される。チャートはふつう縦軸が1mV/10mm、横軸が5mm/0.2sで表示される。

明らかな異常波形を私は4度見た。

2回はリズムが一部乱れる不整脈。診察室で私の前の方の心電図を目にしたのだ。

1回は自分が低血糖状態で救急車で搬送されたとき、ばらついたおおきな波形が出る。薄れゆく意識の中での記憶。このときは電極の取り付けか器材不調であったらしい。

1回はPQRSTの特徴点がなく早い不規則な変化、心室細動と思われる。実父の死の直前に見た。自分で心電図を読むことはしないが、それでも心室細動、粗動の意味は多少わかる。この波形を見たとき、集まっていた親族より一足早く涙ぐんだ。

自分の心電図に異常波形が認められたとき、アナログエンジニアはそのときには医師に説明を求めるだろう。伝導系異常か心筋異常かなど・・。そのとき、意識があればのことであるが。

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今日のアーチェリー:調子はまずまず。18m×30射×2、235、243(途中で大はずれのミスショットは別扱い)、後は照準チェックのため30m12射。点数数える前に結構射ったので、100射以上射っている。

30m道具をしまって入るとき、同じ的で射たせていただいたAさんが私のフィールドスコープで着弾確認。明るく見やすいよねー。と一言。このフィールドスコープ、一流メーカ(2倍の値段)品防水仕様、対物φ60mm、見かけ視界72度ワイドフィールド接眼WF、さらに低分散ガラス使用で色収差が極めて少ない。(これでさらに倍近い値段)、倍率30倍固定。ズーム接眼ではないので、私がミスショットしたときにも着弾が観測できる実視野がある。素晴らしい物だが、子育てを終えた今しか買えない品物。雨天用の専用カバーも実は購入してある。このスコープ、私にとって様々な使い道があるのだ。

傾斜接眼配置、直視型とは異なり斜め上から姿勢を崩さずに覗ける(これで+α)。18mもこれで確認しながら射った。まだフォーム変更途上なので、1射1射着弾を確認しながらの射。

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コメント

はじめまして

仕事柄、心電図はよく見ます。

副作用として致死的不整脈が生ずる薬物が知られています。そのため、新薬開発時には、動物実験レベルでの心電図解析は必須です。

細胞レベル、組織レベルでの評価法もあるのですが、心臓の機能メカニズムには、まだまだ分からないことが多くあるので、実際のところは丸ごとの動物に投与しないと分からないというのが実情です。

現在、できるだけ副作用の検出感度が高くなるような実験系の開発が進められてますが、なかなか大変です。なんとかしたいものです。

薬作り職人さま、ご訪問ありがとうございます。
わたしもそちらに時々訪問しています。

動物用心電計、人間用の電極とは違うのでしょうね。

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