アーチェリー教本
アーチェリー教本はやっぱりこれがお勧めの1冊。
定価2800¥
ISBNコードが取られていないので、一般書店では手に入らない。
アーチェリーのプロショップか、直接(社)全日本アーチェリー連盟にアクセスして入手するしかないだろう。
この本、入手しにくいが実に多くの有益な記載がある。
この本の結果記述に対して、少しでも工学的側面から自分の体験を踏まえ解説しようと試みているのが、このブログのアーチェリーコーナーである。
私は、JSTの個人アカウントを持っているが、まだJDreamに変更されてからアクセスしたことがない。
アーチェリー関係の学術論文を検索すると余り多くはヒットしない。
数件の文献の中に、CAEを駆使した矢の挙動に関する論文もある。有名アーチャーが参加した実験と計算結果の対比もある。
理系人間としては、自分の身体制御能力をさておいて、どのような場合に、矢の挙動がどうなるのか。必要な照準精度はどのくらいになるのか心に留めて、弓のチューニングと照準調整を理解する。
しかし、さまざまな弓、矢の組み合わせでも臨機応変に射てるKさんには、恐れ入る。15000¥の安い弓と、自分の矢の組み合わせで90mを射つ。怖いくらいの仰角で射出する。的の中心を照準器で狙える条件ではない。
そんな条件でも安全に射てるアーチャーもいるのだ。私にはそれだけの能力はない。ひたすら、読みを働かせて安全サイドに射つ。
まだ、色々改良工夫すべき点があります。
70mでの練習最高記録:268点/36射。
←画像をクリックすると拡大画像が出ます。
背景の水平線から、矢の射出角度が判明するので、後は高校物理の放物体の運動方程式から初速を未知数として計算します。
この写真からは、矢の初速は70-80m/s程度の値が得られます。
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