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2007年1月11日 (木)

古机

_1363 今でも愛用している。1965年購入。親父が大学への入学のとき買ってくれた。良い品だ。

当時の値段で1万数千円したと記憶している。その頃の大卒初任給とほぼ同じ値段だ。

サイズはW1064、D732、H740 無数の傷跡がある。

左側にはA2サイズのピンの痕。図学製図の宿題を徹夜でやったときの痕跡。懐かしい思い出の痕跡。

右中央よりには、半田ごてによる焦げ跡。そう、アナログエンジニアはこの机で回路設計者としてスタートしたのだ。

中央手前には、無数の傷。よく使う場所なので具体的思い出は残っていない。

右手前には、深いへこみ、傷跡。自宅で金属加工をした時の痕跡。

机の真ん中にはリング状のワニス変色部がいくつか残る。熱いお湯の容器をいつも同じ場所に置いたためだ。

右奥には、接着剤と塗料の飛沫。これは今日削り落とした。

引き出しは3段ある。一時期閉まらなくなっていたが、自分で研いだ鉋で修正済み。

学生時代に使っていた山田照明のZランプのクランプの跡もある。忘れた思い出も多い。

思い出の古机。今は亡き親父からの貴重な贈り物。数度の引越しのたびに、分解・再組み立てを行った机。

私は子供達に、このような品、贈って来たのだろうか・・・。

自分の目利きを伝えてきたのだろうか。疑問と反省しきり。

それなりの品、それはそれなりの使い方と保守を要求する。メンテナンス能力があってこそ、その逸品を長年使うことが出来る。

今日は思い出にほろりと涙ぐむアナログエンジニアである。

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コメント

大学の入学祝いに机なんて素敵ですね。
小学生のとき叔父から机を買ってもらったのですが、シンプルな木机。そのころはキャビネットがセットされてキャラクタがついた派手なもの主流だったので、それがよかったのに、と思っていました。良い机だなと思ったのは大人になってからで、もう住居事情で手放さなくていけなくなっていました。そのことを思い出しました。

アマサイ様
私の机はシンプルなものです。私の18歳以降の机は、飾りは何もありませんが、製図板並みの造りです。現在は書斎で回路実験台に兼用しています。
p.s. 今日目的があって、インタネットカフェへ。自宅からとカフェからブチッ2回。

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