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2007年1月21日 (日)

成功学

失敗学はよく聞くが、「成功学」はあまり耳にしたことが無い。

成功体験は自慢話に受け取られがちである。結果だけが評価される可能性が高いのだ。

したがって、成功に至るそのプロセス、とくに失敗する可能性を秘めた胸を翳めた疑問の対象への対応法が明暗を分けるものと私は思っている。

私は、ふつう、失敗の前兆を見るチャンスは一度か二度しかないと思っている。失敗の前兆を見るチャンスが多数回あるような冗長な仕事はまず行われないのだ。この一瞬の失敗に至る可能性の存在を見抜く力がアナログエンジニアの力量であると考えている。

予定より、結果が性能が良すぎることも稀にはある。40年のエンジニア生活の中で2度だけ経験した。もう時効だと思うので、雰囲気だけ。

ある回路定数であるデバイスパラメータもつ素子だけで得られる性能だ。しかも、3個試した性能確認でもOK。良すぎる性能。疑問がふっと湧いて消えた。量産時、すべて、ある項目でロットアウト。基礎実験をやり直しデバイスのロット間ばらつきを吸収する調整する手段を開発して、納期に間に合わせた。

印象が強烈だったので、学位論文にもちらり、自分の著作でもちらりと述べたが、社会人になってすぐに手に入れた文献(英語の海賊版)に違う目的での最適条件の記載がある。私の条件での最適バイアス点は0.6V異なる。

アナログ回路エンジニアにとって必要なことは、予想以上でも予想以下でもない結果を得るスキルであって、その背景にはさまざまな測定技術やデバイスの動作原理に対する理解が必要である。

円熟したと自称しているが、広大な未知の世界が知れば知るほど広がってくる。

Photo_13 ←チャンスを待っている猫の置物

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