フォト
無料ブログはココログ

このブログについて

  • 著作権の扱い方
    著作権はコメントを含めて投稿者に帰属します。投稿者本人が著作権をもち、責任も持つという意味です。 リンクはご自由にして構いません。 原則公開です。 批判も含めてコメントは公開いたしますが、営利目的などの記事は、管理者権限で削除することがあります。コメントは管理者の承認後、反映されます。 ただし、TBは現在許可していません。

著作

  • 共著:「次世代センサハンドブック」培風館(2008)、「マイクロセンサ工学」技術評論社(2009.8)
  • 連絡先
    私への講演、セミナー、技術指導などのご依頼はこちらまで↓ okayamaproあっとまーくyahoo.co.jp  あっとまーくは半角の@にしてください
  • 単独著
    アナログ電子回路設計入門 (1994.12)、コロナ社: 実践アナログ回路設計・解析入門 (2005.1)、日刊工業: オペアンプ基礎回路再入門 (2005.7)、日刊工業: ダイオード・トランジスタ回路入門 (2005.12)、日刊工業: スイッチングコンバータ回路入門 (2006.9)、日刊工業: これならわかるアナログ電子回路基礎技術 (2007.6)

専門とする事項

  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

Twitter

新刊

  • 岡山 努: アナログ電子回路の基礎と入門!これ1冊

« 契約 | トップページ | 積層形圧電素子 »

2007年1月29日 (月)

松本清張論

砂の器、点と線、ゼロの焦点など多数の著作がある。

しかし、その文体、迫力は凄まじい。日本語の表現能力を最大限に使用して読者をその世界に引きこむ力がある。

私は、松本清張の著作を続け様に読んだ期間がある。そして、夢にまで自分が犯罪の現場に居たかのような疑似体験だ。誰もが持つ心の闇の世界を、巧みな文章力で現実と非現実の狭間に導きいれる。

そんな日本語の操作者は多くはいない。

悲しみ、もだえを表現することはそれよりやさしいと思う。そんな著作は数多くある。

文のみによって、読者を現実、非現実の境界の無い世界に誘導する。そんな力を持ったミステリー作家が松本清張だと思っている。

松本清張のこの重たい世界、問いかけをきちんと受け止める力は私には無い。松本清張はなぜこのような文体を駆使することが出来たのだろうか。インターネット検索できた松本清張の経歴にはそのヒントとなるエポックは見つからなかった。

『人気blogランキング』の「自然科学」部門に参加しています。自然科学ネタではないが、理数系人間の一度は通る道。

今日も元気に【押す】  よろしくお願いします。

Photo_18 庭の万両の花、今は赤い実がたくさん付いている

« 契約 | トップページ | 積層形圧電素子 »

随想」カテゴリの記事

コメント

清張が女性誌にサスペンスや純愛モノを多く書いていたことはあまり知られていないようです。有名な『霧の旗』もそうですね。女性主人公の作品もたくさんあります。女性が読んでもさほど違和感がありません。

インタビューで「女性にもてたことがないので、客観的に見ることができた。それが作品に活きているのかもしれない」と答えています。

私も清張はよく読んでいますが、3冊くらい続けて読むと気持ちがどんよりしてくる、のが玉に瑕です。。。

この記事へのコメントは終了しました。

« 契約 | トップページ | 積層形圧電素子 »

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

現在のランキング