甘藷蒸切干
茨城県北部は、ほしいも 一大産地である。
原材料名:さつまいも とだけ書いてある。
ほしいも のサツマイモの品種は「ほしいも」専用の品種が使われている。そして、収穫した後、霜がおり、天候が安定した冬場に生産される。蒸した芋は、暖かいうちに鋼鉄線を張った器具で芋の繊維に平行にカットされる。
子供の頃に郷里で食べた「ほしいも」すべて粉がふいており、オーブンで焼いて食べた。通常の茨城産干し芋はそのままで食べる。ねちっとしているが、やわらかく甘い。粉ふきほしいも は粉のふいた芋を一切れ入れれば全部の芋がそうなるとのこと。カビの一種であろう。水分が少なくなるので、違った食感となる。
近所にもいくつか干し芋農家がある。
蒸して干す段階で天候に恵まれないと良い ほしいも は出来ないそうだ。
サツマイモは比較的土壌の影響を受けず、かつ単位面積当たりカロリー換算の収穫量も多いらしい。それで、太平洋戦争の末期には、いたるところで小規模ながら食料難を乗り切るために栽培されたと聞く。
いまは、おやつとして食べる。
私は戦後1年後に生まれた。恐らく食糧難の時代に乳児期を過ごしている。この時期に栄養をきちんと取っていないとすれば、平均寿命は短くなるそうだ。団塊の世代が年を取る頃、日本人の平均寿命は下がるかも知れない。
それは敗戦直後に生を受けた者の宿命かもしれない。
動物実験では、成長期にバランスの取れた食事をさせ、壮年期にはやや粗食気味/腹八分目が長生きするとの説もある。飽食も寿命を縮める方向に働く。
せめて、最長寿命となるBMI(体重/(身長)^2)を維持して行こうと考えているアナログエンジニアである。
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