ライターの分解
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比較的簡単な構造の使い捨てライターを分解し、機能別に部品を並べてみた。
全体で26部品あった。
そのうち、火力調整に関する部品が約半数ある。
煙草をカートン買いすると、この手のライターをサービスしてくれる。いつも貰っているいるとライターだらけになるので、2回に1回しか貰わない。
作る側からすれば、一部品1¥足らずでの商売である。
一番部品点数の多いのが炎の調整を行う部分で、調節弁だけで7部品である。しかし、この部分は使い捨てライターでは最も不具合の多い部分である。それでも、火力が過剰で、大きな炎が出ることは極めて少ない。
こんな安物の小物でも様々な加工法、材料が使われている、
本体の炎のガードは複雑な形状をした金属プレス部品。ガス容器は中央に補強リブの入った熱可塑性樹脂。本体と弁類のアダプターとして、ネジ加工されているプラスチック部品。
減圧弁は金属圧造部品と多孔質の白いプラスチック部品からなる。
調節弁はOリング2個、真鍮の切削加工部品2、ゴム製の弁、バネ、細めのネジきりされた調整用プラスチック部品からなる。
着火石を削る鑢は多分熱処理されている。そのヤスリを保持するために7部品。その他にブタンガスと、ラベル。
今回分解した使い捨てライターの総部品数は26点である。
火力調整部分に11部品投入しているが、この部分の出来不出来は意外に大きい。しかし、過大な炎がでる製品は非常に少ない。
石油ストーブぼ着火に使うライターはもう少し丁寧に造ってある。ガスの補充が可能なタイプも多い。価格は多分、煙草着火用のライターの数倍の価格だろう。かなり品質レベルが違う感じがする。
極限近くまでコストを追求したアイテムのひとつが使い捨てライターであると思う。一部品1¥の世界は凄まじいと感じるアナログエンジニアである。
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ライターのオイルがなくなったら分解して再利用できるのですか‽
投稿: 安井優美 | 2009年4月19日 (日) 17時34分