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  • 単独著
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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2007年3月29日 (木)

オートレンジ機能

デジタル計測器の多くはオートレンジ機能を持つ。特に測定範囲の広い測定には便利な機能である。

多くの場合、その測定器が使われる段階で、オートレンジのカバーする範囲に測定量が存在する。

オートレンジ機能を持つ計器の場合、デジタルマルチメータ/テスタなどでは小数点と単位が表示されることが多い。

計器を操作する人は、計器を測定対象に接続するだけでよい。そしてデジタル化された数値を読むだけでよい。

「だけでよい」と言うところが実は問題である。

実験の際に、アナログ計器であれば必ず事前に測定対象の大き目の値を予想し、安全なレンジから最高性能がでるレンジへと移行する必要がある。アナログ計器を使う際には常に測定対象の値を概算しながらの測定プロセスが必要だ。

しかし、オートレンジ機能を持つデジタル計器ではこのプロセスがほとんど不要である。

この結果、測定値のチェックが実時間で行われない。

オートレンジ機能が動作するように、例えば+10Vから0Vをよぎって-10Vまで変化する電圧を、学生あるいは新人エンジニアに多数点測定させデーター整理をさせる。

すると、測定値の桁間違いを生じたままデータを出す方が1割程度の割合で生じる。

小数点、あるいは単位の接頭語の見落としである。

注意するべき操作に対して、十分な注意、あるいはかくあるべしの数値のイメージ無く、作業しているだけなのである。

稀には、小数点の不点燈もありえる。

さらに、データ処理がPCを使う時代になったので、実験中にグラフを書きながら1点1点グラフを書く習慣も薄れてきている。デジタル表示は便利であるが、実験の際に、予測と貴重な実験値をリアルタイムで判断するトレーニングには不向きであるように思える。

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