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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2007年3月 8日 (木)

理系人間

理系離れが話題になって久しい。理系人間の育成には、対象者の素質と訓練システムとその待遇向上が欠かせない。

就職すれば、銀行系、商社系の会社より給与水準より高いとはいえない。

理系でそれなりの仕事ができるためには、多くのステップの基礎学力を身につける努力が必要である。数学/算数で言えば小数点の演算、分数の計算、方程式を中学でマスターしなければならない。高校では様々な関数を学ぶ。

機械系あるいは電気系にすすむのであれば、高校物理は必須の科目である。そして高校物理は大学受験の中で学ぶに負担の重い科目である。

しかも、多くの大学では理系の方が学費が高い。

富の源泉は資源とものつくりに始まると私は考える。資源のほとんど無い日本では工夫によるものつくりで生きていかなければならないと思う。

多くの業種で、半値八掛け2割引の言葉が囁かれている。定価の1/3で物を作らなければ今は製造業として拡大成長が可能な利益を残すことが出来ない。

もの作りは、工業立国を標榜する割には評価されていない。プロの現役エンジニアならTVのお笑い/バラエティ番組を見ている暇はない。今の若者はそんな世界をよく承知しているのだ。

そして、大学/大学院が送り出す人材も基本的技術/技能を備えていない方も見受けられる。

現在の技術は高度化している。一人の天才ではカバーできない複合技術の世界である。しかし、自分のルーツである基礎技術・訓練を身につけていない学際技術者は役に立たない。と考えるアナログエンジニアである。

現在の高校の一般的なランクは、普・商・農・工であると聞く。

すくなくとも、産業技術界で、何十人かの1億円プレーヤーが続出するような環境を作らなければ、情熱を賭けて物を作る人はいなくなってしまうだろう。スポーツ選手と同様、エンジニアの価値にも極めて広い幅が存在するものと私は考える。

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コメント

技術者が創業しても、時間が経つにつれて組織自体が技術者を軽視するのはなぜでしょう。
先日『プロフェッショナル』に出たシリコンバレーで起業した渡辺誠一郎氏。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070301/index.html
社長は投資家が指定した人を雇ったそうです。
開発を経営の下部に置くのではなく、技術と経営との二軸構造にするのは、どうでしょうか。摩擦も起きますが、構造的に強固になるのでは。いや、単なる思いつきですけど。

アマサイさまの言われるニ軸摩擦は起きると思います。単なるマーケティングではあれもこれも入れたバランスの悪い製品となりがちです。技術的必然性をとことん追求したものの形は美しい。
 しかし、ヒット率は高くないけれど、基礎技術・学術はそれを上回るインパクトを与える可能性があるとと思います。

産業技術界で、何十人か(基礎科学とあわせて最低1万人は必要と思います)の1億円プレーヤーが続出するような環境を作るためには、単に誰かがやってくれるのを待っていてもだめで、理系の連帯による具体的な行動が必要と思われます。

理系の連帯ブログさま

確かに理系人間は横の繋がりが希薄だと思います。個人レベルでの地位向上には限界があります。理系人間も、社会に向けて強い働きかけをしていくべき時代になっていると思います。理系は、地位向上のための過去の活動が少なかったと思います。

近年、理系離れが著しくなっており、優秀な人材が技術者を避けるという憂うべき事態になっております。技術立国日本を救うために、理系人間も、社会に向けて強い働きかけをしていくべき時代になっていると思います。理系の連帯を基本理念として、理工系.comを開いています。よろしかったら遊びに来てください。

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