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  • 単独著
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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2007年3月 3日 (土)

孔明け器

0225_1566_1 ←愛用の孔明け器

これでコピー紙30枚をセンター出しして、一括撃ちぬくことができる。必要に応じて1枚ごとほぼ同じ位置に孔明けできる。

私は基本的に単独執筆著者なので、細部までチェックしていただく方を常にはキープしていない。

したがって、自分の原稿のチェックは基本的に自分単独で行う。

私のチェック方法は、階層別チェックである。

まず、全体の調子のチェックである。

PCのスクロールでは見える範囲が狭すぎる。元になる電子データーは100MB程度なので、章ごとにファイルを作成している。図表は別途作成して張り付ける。全体を俯瞰するには、紙に打ち出すしかない。打ち出した紙に朱を入れる。

次に、結果の信憑性のチェックである。ここが一番デリケートな部分。途中に多少紆余曲折があろうとも、断定しなければ著作の存在意義が無い。断定するからには前提の範囲で結果の再現性が必要だ。

予定より解析精度にくらべ、過去あるいは著作のために実験した結果と有意な差異がある場合もある。このような場合は、極めて要注意である。より主要な要因を見逃している場合が多い。この処理には時間がかかる。夢にまで見ることもある。この過程を経由して著者は新たな世界を見る。

技術書である以上、式は使う。途中の変形過程を省略しすぎるとチェックの際に、再計算に時間がかかる。読者が式を辿るのも困難になる。式の導出を丁寧に行うと、チェックは易しくなるが、必要なスペースが増える。ここでもバランスをとるためにプリントアウト。

図表と本文は別個のソフトで作らざるを得ないので、添え字の間違いや参照図表のアサイン間違いは普通に起こる。ここでもプリントアウトして全体を自分の文章と図表に沿って、参照の正誤を確かめる。

最終段階は、原稿のフォントと、てにおは、指示言葉のチェックである。「この」などの指し示す場所が明確に存在するか、係り受けが甘く複数の意味に取られる可能性は無いか。

私の場合は、最終原稿のページ数の20倍程度を推敲の段階でプリントアウトする。紙原稿に朱を入れる過程は、自分自身が添削者になれる数少ない手段とアナログエンジニアは考える。

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