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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2007年3月28日 (水)

エアコン

_1614 ←緋寒桜

近所に咲いていた、桃でもない梅でもない花。幹を見ると桜。

花は下向きに咲いている。

花を見つめていたら、通りすがりの方がヒカンザクラと教えてくれた。

今週は暖かい日が続く模様である。

寒かった先週はエアコンの暖房機能がシャットダウンし再起動できなかった。

D社製エアコン。

我が家は25年経過した木造建築であるが、外壁・床および間仕切り断熱を施してあり、1台の小容量の暖房器具で30畳近くを暖房している。時定数は当然長いので、急速加温時には、石油ストーブを併用する。

今回は、適切なタイミングで石油ストーブを消火しなかった。

マイコン制御をしているエアコンから見れば、外気温度低、室内温度は設定温度を大きく越える30度近く。エアコンは天井近くにあるので、天井近くはかなりの温度になる。

このエアコンの制御系は3つの矛盾の情報を与えられた。外気温は設定温度より低い。室内温度は異常に高い。ヒートポンプ能力を最小に落としても設定温度近くまで下がらない。

エアコンは次の動作を行った。

暖房運転の停止。外気温モニターのエラー表示。異常状態ステータスの保持。冷房運転機能は手動による起動可能。

うまい異常対処ルーチンである。綺麗に安全サイドへの縮退運転が行われた。

しかし、アナログエンジニアは判断を誤った。外気温センサの故障と想定した。センサ系統の故障なら自分では修復できない。センサが入手できないからである。修理を依頼するか・・・・。

「我が家」のさちは粘った。回復した。しかし、やった処理はなかなか教えてくれない。

主コンセントを抜いて、再起動。これだけのことである。

一般人は、主機能が不調であれば通常リセットし繰り返し再起動を掛ける行動をとる。異常であるからこそシステムは自動シャットダウンに入るのだ。この操作を繰り返し実施されたら、システムの安全性はふつう保証できない。

このD社のシステムは、シャットダウン情報を揮発性メモリに保存することでこの危険性を回避している。

このような工学的配慮があれば、瞬間湯沸かし器の多くの事故は防げたに違いない。

しかし、また使う側にも、機材をブラックボックスとしてではなく、最小限の知識を持って使うべきであるとアナログエンジニアは考える。プロユースの機材も次第にブラックボックス化しつつある。

技術の伝承などと悠長なことは言っていられない時代と考える。ブラックボックスの機材を試行錯誤的に使うことになれた若者に、もの・情報がどのように動き処理されているか多少は原点に戻って考える必要がある。

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