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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2007年4月 8日 (日)

桜花

_1641 ←満開近くの染井吉野

あと数日で、桜吹雪となって散るはずである。

私は1946年、敗戦の翌年に生まれた人間である。敗戦の直前に様々な特攻兵器が考案された。

「桜花」:人間誘導ミサイル、ロケット推進。母機からの高高度滑空により敵艦体当たりを目標とする。

空中発進、加速は数度しか行えない。

数年前、「桜花」の存在を知った。

当時は、すでにレーダー探知技術はあったので、高高度で飛行する母機は容易に捕捉される筈である。

散ることを覚悟した若者、その役割は現在ならセンサとそこそこの性能のマイコンで代替できる。滑空主体で敵艦に接近する手法なので、実効射程は30-40kmしかない。母機の高高度飛行はレーダー探知を容易にする。母機の目標への接近すら困難である。

「桜花」も母機も乗員は生きて帰れぬ特攻兵器である。自分がその乗員に指名されたとすれば、私は黙って「桜花」の搭乗員となるであろう。個人には他に選択肢が無い時代であった。

このような無意味で、人間の尊厳を考えない戦略がまかり通った時代が私の生まれる少し前に存在したのだ。現代においても程度の差はあれ、同じような決断をする傾向のあるリーダーは存在する。

幸いにも一応平和な現代においては、このような選択をせざるを得ない環境は存在しない。機会均等、結果は本人次第の時代になりつつある。

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随想」カテゴリの記事

コメント

VT信管(近接信管)というものがあったことを
NHKのドキュメンタリーで初めて知りました。

神風攻撃なるものが効果があったのは
本当に最初だけだったのですね。

無知ゆえの暴挙というのは本当に罪ですね。
(すみません、お国のために命をささげた人々を
 侮辱する意図はまったくありません。)

たとえ、人間によって目標への突入精度が
あがったとしても、そのまえに打ち落とされる
確率が(技術的に)かなり高いことを知らない
で作戦続行をしていたとしたら、という意味です。

-----
ただし、当時のVT信管の効果を小生が誤解している
かもしれませんが。 無知ゆえに... \(^o^)/

Kimballさま
この記事、3日迷ってUPすることにしました。
このような場面、さらに複雑化して現在の企業でも起こりえる「事象」であると認識しています。
また、センサ類は電子回路なしに動かないものが大半で、民生で培われた技術が軍事用途と紙一重の時代となってきていると思います。

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