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2007年4月 3日 (火)

サーチコイル

3_1618 ←庭に咲いた3輪の水仙

サーチコイル:交流磁界を測定する原理に忠実な測定手段である。

空芯ソレノイドコイルの磁場は全長と同程度に周方向に広がっている。この磁界の分布を実測するには、ソレノイドを励磁した状態で、直径の異なる検出用コイルを用いて、起電力を測定すればよい。

時間的に変化する磁束が鎖交すれば起電力が出る。

サーチコイルの直径を徐々に広げて測定すれば、空芯ソレノイドコイルの磁束が広がっていることが良くわかる。

コイルを取り巻いて近傍に導体があれば、その導体に誘導電流が流れその磁界により、サーチコイルの出力は減少する。

電波を扱う回路では、良く知られた現象である。しかし、一般の電子回路設計者はこの感覚がほとんど無い。

空芯トランスは、広い範囲に磁束を伸ばすので、周囲の導体配置の影響を強く受ける。

多くの方がコイルの起電力がE=nSdB/dt、磁束密度の時間変化×面積×巻き数であることは知っているが、磁束の広がりに関する実感覚を持っていない。

今の大学の電磁気学実験で、理論と実際に磁束分布を測定するような学生実験が行われているのだろうか。

このような体験なしに、応用力のある電磁気学を学ぶことは難しいのではないか。

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