接続と非接続
線が十文字に交差した部分に黒丸があれば、その点で4つの直線(銅線)が接続されている。
線が十文字に交差した部分が線だけであれば、2つの直線(銅線)は単に線が交差しているだけで、電気的接続は無い。
このような表記方法を取る理由は、電子回路では結線状態が複雑なので、黒丸の有無で接続を区別している。
Tの字の交差点で黒丸が無かったらどうか。3つの銅線が接続されていると考えるのがふつうだが、一般にはこの部分にも黒丸ではっきり接続を表示する。
回路図の校正では黒丸の有無に神経を尖らす。黒丸の有無で動く回路と動かない回路になってしまう。
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