出版契約書
次の本の出版契約書に押印した。
これで内容について、著者は正式に無限責任を負う。
他人の権利を侵していないことの保証が求められる。
6月半ばには、多分出版されるだろう。何はともあれ、著者としての校正は終了した。校正ミスや思い込みによる誤記の無いことを祈るのみ。
私にとって、6冊目の単独書である。タイトルには、今回もまた「アナログ回路」の文字が入る。
1冊目から約10年、色々な角度から個別部品で創るアナログ回路を扱ってきた。中には職場に実在した人物を読者として想定して書いたものもある。自分のエンジニア人生の総括として一生に一度しかかけない(と思う)密度の高い内容の物も含まれる。
・・・・
一仕事の区切りがついた。頭には、本の内容が染み付いている。
今日は飲んで思いを巡らそう。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
本を書くことの大変さを実感してきたわたくしでございます★
出版契約書、なるものに印を押すのですね・・・
編集者様の言葉をふと思い出してしまいました。
「本が出て筆者が批判されても、それはうちにとっては話題になってありがたいことだったりするので」
・・・なんだか怖くなってきましたorz
投稿: sachi | 2007年5月31日 (木) 20時02分
sachiさま
1冊目のときは、私も不安でした。とくに企業在職中でしたから、知っていることと書いても良いことを厳しく検証しました。
でも、嘘を書かず、他人の悪口を言わず、マネをせずわが道を行けばよいのです。編集者からのその言葉でかなりの不安が解消しました。
投稿: 5513 | 2007年6月 1日 (金) 20時17分