円のリサージュ図形
←X=6sin(ωt)とY=6cos(ωt)のリサージュ図形
2V/div
利得1の移相回路を用いて、オシロスコープに円を描いてみた。
目的は移相回路の位相が90°ずれる周波数を測定し、理論値と実測値を比較するため。
電子回路ではリサージュを描かせることはあまり無いが、円を作ると意外に正確に読み取れる。
発振周波数は約1kHz、位相差が90°になる計算値と実測値の差は約3%であった。
単相正弦波からsinとcos波形を同時に得ることは案外難しい。今回はオペアンプを使用して1kHz狙いでsinからcosを発生させた。
予定どうりの周波数で、sinからcosを発生できた。満足。
この年になっても、基本的な回路を組んで色々な角度から検討してみると新しい発見がある。
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