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  • 単独著
    アナログ電子回路設計入門 (1994.12)、コロナ社: 実践アナログ回路設計・解析入門 (2005.1)、日刊工業: オペアンプ基礎回路再入門 (2005.7)、日刊工業: ダイオード・トランジスタ回路入門 (2005.12)、日刊工業: スイッチングコンバータ回路入門 (2006.9)、日刊工業: これならわかるアナログ電子回路基礎技術 (2007.6)

専門とする事項

  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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新刊

  • 岡山 努: アナログ電子回路の基礎と入門!これ1冊

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2007年6月18日 (月)

新著

_1758 いよいよでます。

私の6冊目の単独著書。

著者への寄贈本なので、まだ検索にはかからないと思っている。今週半ば以降から順次インターネットなどに出ると思います。

書名:これならわかる「アナログ電子回路基礎技術」、日刊工業新聞社

(2600¥+税)

「これならわかる」の形容詞は編集者の発案。

はじめて読むアナログ電子回路教本としての体裁はとっていないし、網羅的ハンドブック的でもない。

定性的理解・解析手法、そして実際に執筆しながら試作・実験、回路の見所と実験手法および回路シミュレータの解析結果を1章づつにまとめた本である。

設計者の一人として、基礎的回路をもう一度見直してみた。

網羅的ではなく、一つ一つの回路のきちんとした設計の流れと検証の技法を述べた。この種の類書はほとんど無い。

非常に手間がかかるとともに、著者の力量も丸裸となるからだ。ただし、初めて読むべき本ではない。それで「これならわかる」の形容詞。

そんな回路本があってもよいのではないかと考えて、自宅に安物の計測器等を退職前からそろえて準備した。執筆しながら実験、また執筆。

設計とは、実に個別の問題に対応するセンスである。百科事典的に回路例を並べてもセンス向上は期待できない。

ひとつひとつの回路をきちんと理解することが肝要だと思う。しかし、製品回路では完全に再現可能な回路情報やその設計思想を公開できる状況にはない。多くの回路本は、一部の情報を意図的に欠落させざるを得ない。基礎回路ならそれができる。

なぜこの回路定数と部品を選んで、性能はどうなるのか?その問いに答える本にしたつもりのアナログエンジニアである。

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電子回路」カテゴリの記事

コメント

6冊目の発行おめでとうございます!!
執筆お疲れ様でした。
これからもがんばってください。

横浜の本屋探してみますね。

はじめまして。
>なぜこの回路定数と部品を選んで、性能はどうなるのか?
当方、専門は機械ですが、電気関係の勉強もしていこうと思っていたところでした。なぜ、という点に注目して、学ばせていただきます。

KADOTAさま
ご訪問ありがとうございます。
どの工学分野でも「なぜ?」に少しでも応える本が少ないのです。
私の専門分野は精密アナログ回路とセンサ工学少々です。
ねじといえば、アーチェリー用具に使われる6角穴つきネジは普通のネジより緩みにくいような気がしております。

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