言語明瞭意味不明
明瞭な言葉を語りながら、意味がつかめないという状態がこの言葉。理系人間でなくともそこには認識の論理的過ちがある。
技術的課題でなくとも、使ってはならない場面と言葉の組み合わせがそれである。言語明瞭・意味不明の言葉がTVなどで多く出会う。そこには誠意は何も無い。無知と不見識があるのみである。
理解してもらえなくて残念だ。ホリエモンで有名になった想定内の言葉も私は嫌いだ。
昨今、「想定外」の言葉もメディアでよく耳にする。知らなかったとの言い訳もよく耳にする。
想定外なら、その技術的、政治的背景を個人が総合的に、論理の整合性があるように発言者の心情を加味して意味を解釈する必要がある。
技術的に「想定外」であるなら、言い訳せず、崩れた前提、想定を変更してしかるべき対策をいかに行うか、率直に語ることだ。それが、一般の方の信頼を築く少ない説得手段。
今年の夏、電力は大丈夫であろうか。インバータ機器が多い現在の負荷電力は、電圧が下がると電流をよりたくさん電源系からふんだくる。何年か前にはこれが原因で、東京大停電が発生したと聞く。
危機管理能力は、論理的言葉から始まるのではないか。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
5513さん、執筆ご苦労様でした。大作で大変だったでしょう。でも達成感を味わえてほっとしたことと思います。
「想定外」、この言葉には苛立つこと多いですね。
ほんとに想定外だったのか、十分想定できたのではと言うのが多いような・・・
寧ろ想定することから逃げていたと思われるものが多々みられれるように思います。
投稿: mako | 2007年8月 1日 (水) 16時11分
レスポンスかなり遅れてしまいました。このレスお目にかかることが出来るかどうか。
最近、本当に社会的な問題ですね。
正視するにはエネルギーと自制が必要な時代と思います。
投稿: 5513 | 2007年8月 7日 (火) 22時19分