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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2007年9月25日 (火)

直列LC共振回路

正弦波電圧源で駆動される直列LC共振回路の周波数特性は,Cの両端で観測すると,共振周波数で大きな振幅ピークをもつ。

Photo 抵抗成分R成分を調整して,ダンピング係数を0.05,0.2,0.7,1,2で計算してある。

LCR直列共振回路は,抵抗成分を小さくすると,Cの両端に大きな電圧を発生させることができる。

通常,左図のような振幅特性が示され,時には位相特性まで示される。

低いダンピング係数での電流はどうなるか。共振点では,電源電圧と抵抗値で決まる大きな電流が流れることは,案外,知られていない。

共振点での電流の増大を把握していないと,各部の電流容量不足で,過熱することもある。もちろんコンデンサCの充放電の電流も大きくなる。

各部の電圧,電流,電力をきちんと計算することは,回路設計の基本と考えるアナログエンジニアである。

LC共振回路では,なぜか,電流や電力の計算が抜けることが多い。

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