ハイテク回転すし店
←2007.09.17の月。コリメート撮影。35mmフィルム換算f=3000mmの撮影。月が低いので気流の状態が悪い。月の円周が凸凹。夕方光学系のコリメート(芯出し)を行い、うす雲が晴れるのを待ちかねて撮影。
意外なところにICタグが使われていた。昨日行った回転寿司屋さん。
各お皿にはICタグが内蔵されており、鮨を流してから一定時間経過すると自動的にラインから外される。
流れてこない鮨種は、各席に設けられたタッチパネルから、簡単な操作で注文できる。そして注文品が流れてくると「まもなくご注文品がきます。流れてきたらお取りください。」のメッセージがタッチパネル上に表示される。
会計処理はタッチパネルで「お会計」にタッチするグループごとにお皿の枚数を数えに来る。一品100¥均一。これでいて、とても品数は豊富である。鮮度管理をやっているので、海苔がくたびれた巻物がやってくることは無い。
当然、空き席の管理もシステム化されている。広い駐車場をもっており、待合スペースで待っていると番号呼び出しのアナウンスが入る。待ち時間も意外に少ない。新しいタイプの近郊型回転すし店。
鮨は小ぶりであるが、通常、1皿に2貫、さすがにトロは1皿に1貫、巻物の数は種類によって異なる。高級食材は使っていないが、結構おいしい。なによりも、いろいろなものを小食の私でも食べられる。
恐らくはRF IC タグを利用しての、在庫管理、売れ筋管理、出荷管理、空き席管理などをオンラインでやっているのだ。極めて合理的で実質的である。安くてそれなりに美味しくて気楽である。注文品が流れてくると、「注文品」と書いた台の上に、載って注文の品がやってくる。そして液晶タッチパネル上に「まもなくご注文の品が流れてきます」との表示がでる。
回転寿司屋さんにも、新しいIT技術がシステム化されて登場してきた。アナログセンサだけではこのようなシステムを作るのは難しい。回転すしの特性上、品物が1列に並んで搬送されるので、RFタグの利点を徹底的に活用できている。
妙なところで、実用レベルのRFタグの応用に出会ったアナログエンジニアである。
『人気blogランキング』の「自然科学」部門に参加しています。今日も貴重な1票をよろしくお願いします。【押す】
« パソコン修理完了 | トップページ | シュミットトリガ回路 »
「工学」カテゴリの記事
- スピードガン(2012.04.24)
- オシロスコープ(2012.04.21)
- 目覚まし時計(2012.04.19)
- 学士製造業(2012.04.12)
- 太陽光発電計測システム(2012.04.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント