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2007年11月30日 (金)

ピーク検波

_1981 ←ドウダンツツジの紅葉。夏に剪定してしまったので,色づきは今一。

隣の家の紅葉はもっと見事です。

ピーク検波方式は,簡単にはダイオードとコンデンサと抵抗で構成できる。

多くの電子回路で使われているコンデンサ入力平滑回路も,ほぼピーク検波回路と同様の性質をもつ。

商用電源は,低インピーダンスのほぼ正弦波電圧波形であるのがふつうだ。この場合には,正弦波実効値の約√2倍より少し少ない電圧がでる。実効値と片振幅ピーク値の比が√2だからだ。

ふつうの商用電源では,実効値がほぼ一定になるように制御されているので,整流後のDC電圧はこの計算で済む。しかし,実効値が決まっていても,波形が両極性方形波だと係数が1と低めに出る,三角波だと高めに出る。

安物のテスターのACレンジであれば,正弦波平均値整流を行い係数をかけて表示しているので,波形が正弦波と異なると系統的誤差がでる。まじめに2乗して平均値を求め開平しているタイプでは,真の実効値が得られるが,パルス波形だと回路系のダイナミックレンジが問題になる。

ピーク検波方式は立ち上がりが早く,立下りが遅い回路形式なので,立ち上がりの期間中その分だけ定常状態に比べて多い電流が流れる。

小容量のトランス結合コンデンサインプット整流では,トランスの抵抗成分に救われて突入電流は許容範囲に入ることが多い。しかし,大容量のSW電源では,なにもしなければ商用電源の波形に影響を及ぼす突入電流が流れるので,一般に高調波電流抑制のための回路を備えている。

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