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  • 単独著
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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2007年11月16日 (金)

獲らぬ狸の皮算用

今日,隣町に出かけた帰りに,2車線道路の脇に狸と覚しき中型犬クラスの動物がはねられて死んでいた。体型が平べったく尻尾が太いので狸と推定した。狸といえばタイトルの諺を私は連想する。

「獲らぬ狸の皮算用」,ものつくり開発の初期段階ではこの発想で○×をつけてスタートする例がかなりある。数社でもこのパターンをみた。

仮定の上に仮定を積み上げてストーリーを作る開発パターンである。リスクの存在は明らかにされないのが通例である。

発想/創造するには,このプロセスは必要であると考える。目的とするメリットが出るか否かで最初の篩に掛かる。成功すれば学術論文にはなる筈。モノつくりではそうは行かないが通例である。光あれば影は必ず生じる。時間の尺度は別として,形あるもの総て変化し安定状態である「土」に戻る。

開発の成功率を上げるには,その方式の影の部分への対処方法を同時並行的に考えておく必要がある。

光の部分は誰にも判りやすい。受け入れやすい。しかし,影の部分は説明も難しいし悲観論者のレッテルを貼られることもある。

しかし,実用化に際して影の部分を避けて通れない。影の部分への対処方法が成功の鍵を握ることもある。

アナログエンジニアは当然,影の部分を意識して開発を進める。「綺麗なバラにはとげがある」

影の部分/問題提起は,タイミングとバックデータとリーダーとの信頼関係が欠かせない。問題提起するには,光のなかに埋もれている兆候を見逃さず,そしてその影響の及ぶ範囲まで概算しておく必要が処世術として生じる。

「赤信号,みんなでわたれば怖くない」ではモノつくりは成り立たないではないか。

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