N700系の車窓
先日,東京までの数100kmを新幹線のぞみで旅をした。
いつものように,喫煙車両を緑の窓口で依頼したが,N700系なので全車禁煙席という。ただし,何両かは喫煙ルームがある。そこで喫煙ルームのある車両を指定した。たまたま座席は13A。わたしの拘りの数字にたまたま一致した。
往路の500系に比べて,なんとなく加速がスムーズで最高速度でのモータ音も静かである。モータと駆動システムの違いか?N700系は新鋭列車なので,以前よりかなり進化しているようだ。
シートも他ののぞみより,フィットする。シートも改良されているのだろう。
スモーカとして気になる「喫煙ルーム」は,といえば
1畳くらいのスペースに,4人程度は入れて,強力な換気が行われているので煙にまかれることも無い。その代わり自席では当然吸えないが。
つぎに目だったのは,窓際の席(A,E)にはAC100Vのコンセントが設置されていて,携帯の充電やPCの長時間作業ができるようになっている。進行方向最前列の席は,各席にAC100Vコンセントがある模様。
日が暮れて,窓から夜景をみるとなんとなく違和感がある。
光源に対し,ハレーション光が垂直方向,上下にかなり広がっており,これが独特の雰囲気の夜景となっているのだ。
上下方向に広がった光は,ぎらぎらと輝いている。最初はレーザー光などで生じるぎらぎら模様,レーザースペックルかと思ったが(laser speckle,このタームを思い出すまで20分くらい掛かった),光芒をよく見ると,光源を包み込むように湾曲した濃淡の筋が見えた。
窓ガラス?に肉眼では見えない周期的構造があるらしい。物理光学的な現象のようだ。
光源が多い市街地走行時にはかなりしつこい光芒が多数見えていた。
こんなことをぼんやり考えていたら,時間をもてあますことなく目的地についた。
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