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  • 単独著
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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2007年12月18日 (火)

精密機器輸送中

国道で前をゆっくり走っていた大型貨物車。超精密機器輸送中!

まず,アクセルを離して自車を穏やかに減速し車間距離をとる。

積荷は何だろう。最新鋭の液晶製造装置,高性能理化学機器,半導体製造装置,防衛機器の一部?・・・・。

積荷が何であれ,万一追突などの事故を起こせば,回りまわって数億円のつけが回ってくる可能性がある。上限無しの対物事故保険には入っているので,その場合でも身の破滅には至らないだろうが,くわばら,くわばら。

その確率はとても低いが,リスクの大きさは個人として負担できる金額ではないことは確かである。確率×金額の積はどの程度だろう。多分,無制限にしたことによる保険金額UP分よりかなり小さいはずである。

アナログエンジニアは今も作る立場に立つ人間である。したがって,モノが壊れる前提で,設計を行うことを基本とすることが多い。

予想される部品の故障確率と故障モードから,設計品が静かに穏やかに停止するならふつう大きな問題にならない。

部品の定格オーバーなどは論外で,それに安全率を掛けるのは当然である。

しかし,確率が低くとも重篤な故障モードに対しては万全とはいえないが,精一杯の保険を(個人的に)かける。

異常時に安全サイドに壊すために,回路の一部に故障モードが明白な部品を入れるとともに,多重安全のための部品をそれとなく入れておく。機器の規模が大きければ,ユニット間でも故障時の協調をとる。

そんなことをやりながら,商品に仕上るには,部品のカタログ仕様だけではなく,現在ではインターネットベースでアクセスできる部品の技術資料も熟読する。もちろん,記述はデータ例としてなされているだけである。

かっての上長たちは,おそらく私がそのような設計を行っていることは知らない。そして,当然評価にも反映されないだろうが,それでも良いのだ。フィールドデータの実績がアナログエンジニアの誇り。

想定外の事故,事象はありえる。無いとはいえない。

知識をもちそれを実践するアナログエンジニアはそれなりの責任があるのだ。

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