フォト
無料ブログはココログ

このブログについて

  • 著作権の扱い方
    著作権はコメントを含めて投稿者に帰属します。投稿者本人が著作権をもち、責任も持つという意味です。 リンクはご自由にして構いません。 原則公開です。 批判も含めてコメントは公開いたしますが、営利目的などの記事は、管理者権限で削除することがあります。コメントは管理者の承認後、反映されます。 ただし、TBは現在許可していません。

著作

  • 共著:「次世代センサハンドブック」培風館(2008)、「マイクロセンサ工学」技術評論社(2009.8)
  • 連絡先
    私への講演、セミナー、技術指導などのご依頼はこちらまで↓ okayamaproあっとまーくyahoo.co.jp  あっとまーくは半角の@にしてください
  • 単独著
    アナログ電子回路設計入門 (1994.12)、コロナ社: 実践アナログ回路設計・解析入門 (2005.1)、日刊工業: オペアンプ基礎回路再入門 (2005.7)、日刊工業: ダイオード・トランジスタ回路入門 (2005.12)、日刊工業: スイッチングコンバータ回路入門 (2006.9)、日刊工業: これならわかるアナログ電子回路基礎技術 (2007.6)

専門とする事項

  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

Twitter

新刊

  • 岡山 努: アナログ電子回路の基礎と入門!これ1冊

« ピーク検波 | トップページ | ダーリントン接続 »

2007年12月 1日 (土)

フォーム

用具スポーツは,使う用具を変えると自分のフォームにも大きな影響を与える。

私の趣味はアーチェリー,マイナースポーツである。和弓場は案外たくさんあるが一般人で使える射場は県で1箇所。

マイナースポーツであるアーチェリー競技で使う弓は大きく分けて,オリンピックや国体で行われる通常弓(リカーブボウ)ともっとメカニカルなコンパウンドボウがある。

コンパウンドボウは,複数の弦とカムを用いているので,狙う姿勢での張力は最大張力の1/2程度まで低下する。非力な私でも50ジュール程度の運動エネルギーを持つ矢を発射することができる。

アーチェリーの中でも日本ではマイナーなコンパウンドボウは,競技ルール上,指で弦を離すのではなく,リリーサと呼ばれる発射器具を使うことが許される。

最近リリーサのタイプを変えて調整中。理由は自分の腕の長さと指の長短の身体的特徴が標準値とかなり異なっているためである。

リリーサを変えてから,ミスショットの傾向が変化した。100射前に右腕(引き手)の負担も変化した。外れる方向は30mで上方向,約20cm。

今日は,たまたま県で最高得点を出すAさんのアドバイスを受けた。6射をみてくれて,外れたときのフォームを的確に把握してコメント。左腕(押手)と力点である弦を引く位置,右手の肘の位置がほぼ一直線になるフォームがベストであるが,ミスショットが起きるときには右肘がこぶしひとつ分程度低いという。

外れ方と筋肉の疲労の度合いから,確かに納得がいく。右肘の位置を意識的に上げながら10数射。着弾のばらつきが少なくなったところで練習を終了。フォームがきちんとしていなければ,発射の瞬間の数ms~数10msの姿勢を制御することはできない。

弓道は形から入って,射の精度を上げる。アーチェリーはもっと自由である。当てる目標に向かって努力・工夫する中で自分の射形を自分にあった形とする。これが「道」とスポーツの違いなのだろうか。

『人気blogランキング』の「自然科学」部門に参加しています。今日も貴重な1票をよろしくお願いします。【押す】

« ピーク検波 | トップページ | ダーリントン接続 »

アーチェリー」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

現在のランキング