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著作

  • 共著:「次世代センサハンドブック」培風館(2008)、「マイクロセンサ工学」技術評論社(2009.8)
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    アナログ電子回路設計入門 (1994.12)、コロナ社: 実践アナログ回路設計・解析入門 (2005.1)、日刊工業: オペアンプ基礎回路再入門 (2005.7)、日刊工業: ダイオード・トランジスタ回路入門 (2005.12)、日刊工業: スイッチングコンバータ回路入門 (2006.9)、日刊工業: これならわかるアナログ電子回路基礎技術 (2007.6)

専門とする事項

  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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新刊

  • 岡山 努: アナログ電子回路の基礎と入門!これ1冊

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2008年1月 1日 (火)

初春2008

_1988 明けましておめでとうございます。

今年もアナログエンジニアをよろしくお願いします。

今年は,まずエネルギー/地球温暖化が大きな基調となるでしょう。バイオ燃料の原料は単純には作物,したがって,食料問題と密接な関連がある。日本では,非穀物原料からのバイオエタノール生成技術が成熟しつつある。

エネルギーはCO2の問題を無視すれば,今の原油価格では,第2次世界大戦中に開発された石炭液化技術が商業ベースに乗るものと考える。

昨年のキーワードは「偽」

茶番劇,平身低頭の姿がTVで幾度もみた。

今年はどうか。  日本にとって分岐点である。

理系人間であるアナログエンジニアにとっても,政,官,学,財の関係は無縁ではない。

大学の研究費の大半は官の支配下にある。政は参院野党,衆院与党2/3の状況にある。財界トップも足元では違法派遣の問題が出た。暮れには大阪府の違法?赤字隠し問題が表面化した。

日本にとって,財政赤字の問題,少子高齢化社会に伴う種々の問題を正面から扱う必要な時期に来ている。

教育費の問題も深刻である。生き残る大学とそうでない大学がますます明瞭になってくるだろう。しかし,どの大学も,子供を下宿させ授業料を負担するには家計にとって負担は重い。技術訓練と技能訓練は全く異なると考えるアナログエンジニアである。当然処遇も一律には行かないだろう・・・。

無駄な議論や複雑なシステムを省かなければ,将来に禍根を残す。誰がその選択をするのか? それは現役世代であると考える。

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随想」カテゴリの記事

コメント

5513さん
石炭の液化研究はオイルショックの時に大分力が入って以来、暫く塩漬けの感がありましたが、本格的に復活するかも知れません。
食料、飼料を脅かすのは避けて欲しいものです。
同時に日本では食料の自給率向上を本気で考えるべきでしょう。

食料,飼料といえども、太陽エネルギーが源です。動力用エネルギーのコストが食料用エネルギーコストを超えれば、世界の食料事情は最貧困を直撃します。水素を使う手はありますが、その生産には別のエネルギー源が必要となります。
安易な解は原子力ですが、今の日本の現状を考えると素直に賛成できかねます。
食料・飼料はコストを度外視すれば、かなりの程度カバーできると考えています。
我々はあと20-30年を考えればよいのですが、若者達はそうは行かないでしょう。
今が選択のときであるが、華やかな解は無いように思います。

あけましておめでとうございます。

毎年、年末には「激動の」、年始には「節目の」という枕詞が聞かれるようですが、だからこそすべての年が平凡だということにはなりませんよね。

使い古された言葉のようであっても、一年の終わりと初めに、気持ちを引き締めるということは大切なことだと思っています。

私自身を振り返ると、製造業を離れてしまうこと、法律の世界に足を踏み入れることで、どのような貢献が自分にできるのかを模索していく年になりそうです。

今年もよろしくお願いいたします。

pollanna様
明けましておめでとうございます。今年から技術法曹の世界に入られるのですね。日本語・英語を問わず特許文章は大半が悪文で?(断定)論理的展開が不完全なケースも多いようです。文脈の解読に意外に時間が掛かります。
近い将来での敏腕弁理士としてのご活躍を祈念します。

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