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  • 単独著
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  • 電源を含む精密アナログ電子回路の設計・開発、およびその教育、技術指導。センサ・アクチュエータシステムの構築。電子機器の不良解析指導および再発防止指導。解析主導型設計の推進と回路シミュレータの実践的活用指導。技術的側面からのプロジェクト管理指導。

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2008年1月30日 (水)

火災報知機義務化

家庭に於いても火災報知機の義務化が消防法で規定された。逃げ遅れを防止するためである。

我が家でも5月を前にして,階段と寝室に新たに設置した。

光電式煙感知タイプで,設置の都合上バッテリータイプの品物。

日本消防検定協会 鑑定品で電池は10年持つ。

光電式検知部は蚊も入らない金属メッシュのカバーがついている。

光電式煙検知タイプは虫が紛れ込んだときや,気温の変動で誤動作しやすい。

電池はリチウム系で,設計寿命である10年間無交換で動作すると書いてある。

光源は多分LEDだろうが,電池を10年持たせるには駆動電流はかなり少ないだろう。間歇駆動をやっているかもしれない。それでもLEDを光らせて,単3サイズくらいの電池で10年持たせるにはいろんな工夫が必要だろう。

消防法に従って,我が家でも設置したが,点検アラーム音を聞く限りこの程度の音では多分私は起きないだろう。我が家の「さち」ならきっと目を覚ます。ここでもアナログエンジニアは家内に依存することになる。

原理的にはさほど複雑なセンサではないが,電池駆動で10年寿命となると設計と検証は案外難しいと思う。

検定機関は必要なのだろうが,機器性能の規定が増えるたびになんとか協会が増えているような気がする。官僚OBに頼らず性能証明の効率化を図る必要を感じる。欠陥が存在したとき,企業のその事業が破綻するような強い罰則規定でコントロールする手段もあるのではないか。

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