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2008年2月 4日 (月)

点光源LED

_1991 ←冬の花。もう一月も咲いている。夜や寒いときには花が開かない。そのような戦略で1cmくらいの花を長く咲かせている。

点光源LED。

点光源と形容詞がわざわざ付いているからには,点光源LEDの方がマイナーである。

アナログエンジニアが破壊調査を行った範囲では,通常のLEDは光学的センターに電極を持ち,外周に反射板を持ち,その中間領域のリング状の部分が発光領域である。

点光源LEDが必要な場合は,レンズなどで集光する場合である。通常のLEDであると光軸を正確に合わせると,像面中央部が暗くなる。

普通は,像面にLEDの発光パターンの縮小像を生成する設計を行うが,それでもリング状の光源は扱いにくい。

点光源LEDの光源径は一般的に50-150μmである。発光中心は光軸を含む。

精密光学系で,不可解なことが起こればまず光源の特性をミクロに調べるべきである。一般のLED光源はサークライン状の光源である。LEDのパッケージはアクリル系の樹脂なので,その気になればチップパターンと反射板の構造を見ることができる。

面光源の扱いは普通の光学教科書に載っていないが,アナログエンジニアは授業料を払って!!点光源LEDの必要性を実感した。

光源中心部の輝度がどこまで実用的に絞れるか。レーザーLEDを使うまでの必要性のない光学系では点光源LEDは貴重な存在である。

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電子回路」カテゴリの記事

コメント

点光源LED(@@)
そんな便利そうなものがあったのですね(@@;
がーん、知りませんでした・・・

レーザー系をいちいち組むと面倒だしお金も場所もかかるので、今度必要になったときに探してみたいと思います。
ありがとうございます♪

点光源LED(@@)
そんな便利そうなものがあったのですね(@@;
がーん、知りませんでした・・・

レーザー系をいちいち組むと面倒だしお金も場所もかかるので、今度必要になったときに探してみたいと思います。
ありがとうございます♪

このタイトルをキーワードで検索するとメーカ名がわかります
もちろんレーザーダイオードほど集光できませんが,普通のレンズ付LEDより精密な用途に使えます。

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