電磁センサ
鉄と銅と絶縁物で構成できる電磁センサは,現在においても信頼性を必要とされる分野で使われている。
産業や交通に係わるセンシングに使われ,MEMSのように華やかではないが重要な部分に活用されている。
トルクセンサ,角度センサ,変位センサ,液面計測,近接センサ,流量センサ,電流センサ等々。また,基本量の測定を応用してたとえば圧力センサにも使われることがある。
電磁センサの特徴は,汚れや悪環境に耐える設計が容易である。 500℃の高温に耐えるセンサもあれば,油にまみれてもそこそこに計測できる。センシング精度も次第に向上してきている。
最近では,センサ関連の書物にその原理が紹介されることは少なくなっているが,測定原理が単純で比較的環境変数の影響を受けにくい。
電磁気学といえば,多く一般論から入るが,工学部なら,このような電磁センサについても言及していただきたいものだと考えるアナログエンジニアである。
『人気Blogランキング』の「自然科学」部門に参加しています。今日も貴重な1票をよろしくお願いします。【押す】
« 出力アドミタンスhoe | トップページ | ガソリン税 »
「工学」カテゴリの記事
- スピードガン(2012.04.24)
- オシロスコープ(2012.04.21)
- 目覚まし時計(2012.04.19)
- 学士製造業(2012.04.12)
- 太陽光発電計測システム(2012.04.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント